修羅の国で生くる後継者の日記

大企業のサラリーマンが、地元の北九州に帰って家業を継ぎ、同時に起業したお話

やっぱり辞めるのやめる

久しぶりの投稿。

2018年の計画もやっと立ち始めた今日この頃。今日から毎週を振り返る意味でブログを書こうと思う。2017年4月の北九州での起業&事業継承から今日まで、沢山の学びがあるけど、書きたいことは山ほどあるけど、それはどこかでまとめて書こう。


今週は何と言っても家業のエース社員の退社騒動だ。彼はもう20年近く会社をさせてくれる社員で、特に優秀な管理技術者。性格も真面目で、仕事もできる。ただ、真面目過ぎるが故に、中小企業のグレーな部分が受け入れられず、会社に不信と不満を持っていた。私が帰省して家業に参画した際にも、「辞表」を社長に提出したが、私がどうしてもエースの力が必要だと社長に懇願し、1年の猶予付きで何とか残ってもらった。

それから約1年。私自身、この1年で想定していたほど会社の改革を進めることができず、また厄介な現場が重なり、またもや「辞める」と彼に言わせてしまった。
私も社長もここまできてしまったならと腹を決めたわけだが、彼がものの1週間で「
やっぱり辞めるのやめます」と言ってきた。

はて、何が彼を動かしたのか定かではないが、あれだけ頑固な彼が、ここまで簡単に変わるとは驚き。